タコ・魚の目・角質お悩み相談室

●タコ・魚の目・角質の見分け方

足裏への刺激や乾燥、また誤った角質ケア（削りすぎ）などにより一番表面の表皮に出来た角質が、何らかの原因によりターンオーバーのリズムが崩れ、剥がれずに残ってしまったものが「角質」で、それが皮膚の外側に向けて厚みを増していったものが「タコ」で基本的に押しても痛みはありません。一方「魚の目」は角質が皮膚の内側（真皮層や神経に近いところ）に厚くなり、神経を刺激するので痛みがあります。

魚の目は押すと痛いです。角質が皮膚の内側（真皮層や神経に近い方）に厚くなり、神経を刺激するので痛みをともないます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まとめると、ケアせず放置した結果「角質」➨「タコ」➨「魚の目」というように進行していきます。そして共通して言えるのが「不要な角質のかたまり」でストッキングや布団に引っかかるだけでなく、雑菌の繁殖や足裏の臭いの原因、また水虫にも感染しやすくなります。

●イボ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

皮膚表面が小さく盛り上がるため、タコや魚の目と勘違いしやすいですが、イボはウイルス性で感染します。ウイルス性のイボは削ったりすると他の部位に感染したり、高齢者や小さな子供にうつしてしまうケースもあります。子供の手などに魚の目が出来たと思ったら、実際はウイルス性のイボであったというケースもありますので、皮膚に摩擦や刺激が無い場所なのに、タコや魚の目のようなものが出来たら皮膚科の受診をお勧め致します。　　　　　　　　　　　　　　　当院でも提携している皮膚科（亀有）に紹介状をお書きしております。